PDCA教は死滅すべき (お題:19年の抱負)
あけましておめでとうございます
先ず初めに断っておくとただいま帰省Uターンの新幹線車内で大変酔っ払っております。そんなエクスキューズから入るのもどうかと思いますが酔ってるのだから仕方がない。というわけでいつもとはちょっと違うテンションの記事になるかもしれませんがご了承ください。
で、早速お題にケチつけるのもアレなんですがみんな昔から「抱負」好きですよね。
抱負が好きというか「人は新年を機に心機一転頑張るべき」という謎の圧力を感じます。強迫観念あるいはなんかの病気なのだろうか。
そもそも、我々の人生は常に連続した時間軸と過去の経験の積み重ねの上に成立しているものであり、たとえ暦であろうと勝手に区切りを付けられることが僕は昔からあまり好きではありません。
端的に言えば昨日まで頑張れなかった人間が今日からいきなり変われるわけがないじゃないですか (注: たぶん自分に向けて言っています)
あと大層に抱負といいながらだいたい「今年の目標」くらいの意味しかないんですがまあそれはいいとして、最近気になるのは何故かいまさら急に勢力を復活させつつある「PDCA教」の姿がそこに垣間見えることです。やっぱり強迫観念か何かの病気だろうか。
いやね、目標立てたらそこに至るまでの道筋も明確にして要所要所で振り返りと修正は絶対必要なんですけど、そんなん仕事に限らず当たり前の事じゃないですか。普通の人は厨二病から卒業する21歳くらいまでに自然と身につけるもんです。人はそれを「常識」と呼びます。
いったい誰が得するのか知りませんがこの時代に「マネジメントはPDCA」などと言ってるのは本当に滑稽で気持ち悪いです。もう2019年なんですよ?きっと一昨年くらいに横文字に弱いオッサンがPPAPの流行りを見て思い出したんじゃないでしょうか。ありそうで怖いわ。
というわけで僕の今年の抱負ですが、PDCAサイクルなんぞ一切無視して公私ともに自分のやりたい事をやりたいタイミングで好き勝手にしようと思います。
思えばここ数年、子供が生まれたりなんだで完全に守りに入っていました。もっと言えばいい大人を演じようとして不細工に失敗していた所もあると思います。
それがいまここに至るまでの自分の限界だったので悔やむところは無いのですが、これからはもうちょっとはっちゃけてもいいかなと。いやはっちゃけましょう。はっちゃけるべきだ。
なんだかんだで新年を機に振り返って心機一転の決意をしてる気がしますがまあそんなもんです。とりあえずTOEIC860点と英検準一級をとって、株の含み損を取り戻すとこあたりから始めようか。そうしましょう。とりあえず皆に幸あれ。どうかいい一年になりますように。
#今週のお題「2019年の抱負」