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子連れ天下一品

年始に暇だったのでGoogle Mapの口コミを書いていたのだけれど、天下一品への愛が深すぎたせいで思いのほか長文になってしまったので開き直ってこちらに投稿することにした。

 

天下一品 池袋店

天下一品 池袋店(地図/写真/池袋/ラーメン・つけ麺その他) - ぐるなび

池袋西口というか北口近くの飲み屋街ど真ん中にある店舗さん。最近一番行く天下一品である。理由はベビーカーと一緒でも大丈夫な店内の広さと子連れでも嫌な顔ひとつしないスタッフさんの優しさ。天下一品は店によって味のばらつきがあることも有名だがここはいつも安定している印象。

 

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京都に生まれかれこれ25年は食べ続けている天一だけど、僕にとって「ソウルフード」なんて月並みなものではない。白飯定食+生ビールという至高の組み合わせは体力(HP)だけでなく気力(MP)まで同時に全快させてくれる「エリクサー」だ。こんな食べ物は僕の知る限り地上には他に存在していない。言うまでもないがラーメンは「こってり」一択である。それとニンニク薬味 (テーブルに置いてある辛子味噌ではない) を入れない天一なんか天一じゃない。ただのちょっと獣臭くて美味しいラーメンのような何かである。

 

そんな大好きな天下一品も子供が生まれてからは当面平日の昼間か飲み会帰りくらいしか行けないなと諦めていた。ベビーカーがあるとカウンター席中心のお店はまず選択肢から外れてしまうので。

でも飲み会帰りに白飯は食えないし何となく食ったらアカン気がする、人として。一方平日の昼間なら白飯は食えるがビール飲めないし、やはりニンニク薬味も多少は控えなければならない、社会人として。(入れないという選択肢は無い)

まあそれも仕方がない。人生というものは何か手にすれば他の何かを手放していくものであろう。セラヴィ。

そんな風に諦観していたある日「天下一品 池袋店」に出会うことができた。テーブル席がある店舗も例えば新宿西口とかそれなりにあるんだけどベビーカーで入るのは躊躇というか遠慮してしまうレイアウトであることが多い。

でも池袋店は一階がゆったりとした作りになっているので場所を選べばベビーカー同伴でも店員さんや他のお客さんの邪魔にならずに座ることができる。いや邪魔になってるかもしれないけどいつも店員さんは快く迎えてくれて気持ちのいい接客をしてくれるのだ。ありがてえ。

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というわけで、池袋店のおかげで我が家は休日の昼間から退廃的かつ耽美な幸せ天一タイムを家族揃って過ごすことができるようになったのである。2歳半のムスコはさすがにまだ一杯平らげることはできないけれど、僕がおすそ分けした麺を美味しそうにちゅるちゅると啜っている。将来有望である。

 

年明け一発目の記事がまさかの天下一品ネタになってしまった。ちなみに大晦日は帰省先の実家で「天一」を食し、締めのラーメンがそのまま年越し蕎麦になったのだけどそれはまた別の話。

 

兎にも角にも家族で一緒に天一を食べられるのは至上の喜びであり、笑顔で美味しいスープを飲み干せば丼に例の「明日もお待ちしてます」の文字が浮かびあがる。僕はそれを見る度にまた生きる気力がどこからか湧いてくるのである。

 

というわけでちょっといい感じにまとめようとして失敗した風になったけど、何が言いたいのかといえば僕は天下一品が好きですと要するにそれだけのお話。