コロナも夏風邪も怖いよ
先週は久々に風邪ひいた。
朝起きたらなんか喉に違和感。このまえタバコをついにiqosに変えたせいかなと思っていたが、夕方になって熱っぽさを覚えたので測ってみたらなんと38.6℃。
食欲は無いしおなかの調子も大変よろしくない。これはついにコロナ感染かと覚悟した。
結局、僕の熱は一晩で微熱程度に下がった。幸いにもコロナでは無かったらしい。でもよかったと思ったのも束の間、ここからがわりと辛かった。以下ちょっとした闘病記と注意喚起。
ミラ・ジョヴォヴィチ
38℃以上あった熱は一晩で下がったんだけど、その後37℃ちょっとの微熱がなかなか解消されなかった。一番だるいやつ。どこか特定部位が辛いというのではなく全身の倦怠感がひどい。食欲もない。自慢じゃないけど僕から食欲を取ると本当に何も残らない。
そしてお腹の調子がすこぶる悪い。汚い話で申し訳ないのだが、一度出始めたら止まらない。ゲーリー・クーパーがジョルノ・ジョバァーナ役でミラ・ジョヴォヴィッチ共演のバイオハザードでルビー・モレノもびっくりだ。
よくわからないがとてもつらい。ミラ・ジョヴォヴィッチはもう44歳なのにかわいい。結局このバイオハザード状態から回復するのには一週間くらいかかった。
夏風邪、こわいよ
コロナじゃなくてもなんか変な病気だろうかと心配していたのだが、たまたまTwitterで次のようなお医者さん(と思われるアカウント)の投稿があるのを見た。まとめると次の通りである。
「夏風邪ウイルスは高温・多湿を好み、湿度50%以上になると活発に働く。梅雨の時期から夏にかけて活動性が増し流行するため要注意」
「夏風邪ウイルスはのどや腸で増えるため、のどの痛みや激しい咳、腹痛、下痢などの症状が主で、冬風邪のような鼻水や鼻づまりの症状が出にくいのが特徴」
「37. 5℃くらいの微熱が続く」
...これやん。ほとんど一致するやん。
試しに『夏風邪』で検索すると出るわ出るわ。どうやら本格的に流行っているみたいだ。みんなお腹にジョコビッチのスマッシュでブリリアントグリーンとジョン・ボンジョビなんだね。つらいね。
在宅勤務で助かった?
ただの風邪と侮るなかれ、これは立派なウイルスによる感染症である。
細菌ではないので抗生物質も効かない。ただ耐え、出し尽くし、たっぷりの水分と身体が受け付ける範囲で栄養を摂りつつしっかり眠るしか治す術がない。
幸か不幸かうちの会社はコロナによって4月頃から在宅勤務主体となっており今も続いている。仕事が全く手につかないほどは辛くもないけど、徒歩+電車の片道1時間弱かけて職場まで往復通勤するのはちょっと辛い。こういう時に在宅勤務の制度は本当に助かるなと思った。
いや待て。
そもそも、感染症の人が出歩いてはいけないのだ。
目的 (他人への感染拡大防止) と手段 (外出自粛、在宅勤務) をなんだか既に見失っていた気がする。未だにこんだけコロナコロナと毎日騒いでいるのを見ながら変に慣れてしまっていたのかもしれない。
Withコロナって何だよ
コロナ以前は多少の発熱くらいなら出社するのが社会人の務めとして当たり前だと思っていた。つい数ヶ月前まで「休めないあなたに」なんて風邪薬のCMやってたはずなのに、そんなのもう江戸時代の話のように感じる。
いまや熱があったら会社から「何があっても来るな」言われる時代である。そしてそれが当たり前だとみんな気付いた。コロナのおかげで少し社会がまともになったというのはとても皮肉である。
僕は『Withコロナ』という言葉がとても嫌いだ。この短い期間で多くの人を死に至らしめたこの憎いウイルスなど一日も早く根絶されたらいい。共生なんてしたくない。
でもそれとは別にコロナが人々の「働き方」だけでなく「生き方」を変える大きなきっかけとなった側面は否定できない。いや違うな。コロナの「おかげ」なんかじゃない。多くの人がチャンスに変えようと試行錯誤している最中である。
ここに至って行動力も想像力も無く、コロナ以前のやり方にしがみつくような人や会社は淘汰されるべきだし、コロナと共に惨たらしく滅びればいい。
だって、これから少しでもいい世界にしなければ、死んだ志村けんも浮かばれないじゃないか。そんなことを微熱と腹痛に苦しみなら考えていた一週間だった。
最後に
新型コロナをもうどこか他人事に考えていたとはいえ、マスク着用し手洗いうがいの徹底、人混み避けるなどの基本的なコロナ対策は行っていた。
それでも今回夏風邪に罹ってしまったので、このウイルスの感染力は侮れない。どうか皆さんも気をつけていただきたいと思う。つらいよ、ミラ・ジョヴォヴィチな毎日。ご飯食べられないもん。
今はご飯もビールもとても美味しいので幸せである。健康って素晴らしい。あと今回の夏風邪で2kg痩せた。ラッキー。